社交ダンスから銀行強盗まで、パートナーがいた方がいいことは少なくありません。では、TFTはどうでしょう?もちろん、フレンドと一緒に対戦待ちをすることはできますが、結局のところ一人でプレイするものです。ですが、そんな日々も終わりを告げます──「ダブルアップ!」の登場です!
2v2v2v2で協力しながら戦う、この新たなチームファイト タクティクスのラボについてさっそく見ていきましょう。
最大4チームのロビー
「ダブルアップ」はフレンドとの相性が抜群なので、同時にキューに入ることができるのは最大4チーム(つまり8人)までです!2~6人(もちろんソロでも)のグループでキューに入ることもできます。ただし、1人だけはぐれたプレイヤーがいないよう、7人ではキューできません。
みんなで集まろう
「ダブルアップ」では試合の勝敗だけでなく、一部の手持ちチャンピオン(詳細は後述)すらも、パートナーのプレイヤーと共有します。フレンドと一緒に対戦待ちすることもできますし、サイコロを振ってランダムなプレイヤーと協力して対戦することもできます。どちらにしても、そのプレイヤーが敵になることはありません。
勝つ時も負ける時も一緒に
自分とパートナーは同じ体力プールを共有します。つまり、自分がダメージを受ければ、パートナーもダメージを受けることになります(プレッシャーを掛けているわけではありませんよ)。ですが、あまり気負いする必要はありません。なぜなら「ダブルアップ」では、チャンスも2倍になるからです! 共有する体力がゼロになった際、最初の1回は体力1で復活し、試合を続行できます。その後、どちらかが一度でも敗北すると、今度こそ敗退となります。
パートナーを援護
パートナーのどちらかが、もう一方のパートナーより3秒以上先に戦闘を終えると、生き残っているチャンピオンを継続中の戦闘に送り込むことができます。移動するチャンピオンは、恒久的なスタックやアイテムの効果、特性やヘクステック オーグメントによるボーナスを、パートナーのボードに持ち込むことができます。ただし、移動先のボードで新たなボーナスを得たり、特性を追加したりはできません。特性やスキルによって、通常であればラウンド終了時にリセットされるスタックが付与されている場合、そのスタックはチャンピオンが援軍として到着する前にリセットされます。マナもリセットされますが、チャンピオンは自分の戦闘終了時の体力を維持します。
援軍のチャンピオンたちは、勝利しても敵プレイヤーにダメージを与えません。ですが、勝利する確率を大幅に高めてくれます。
チームワークキャノン
「ダブルアップ」では、ベンチの9番目のスロットにチームワークキャノンを設置します。これはラウンド1~3以降、チャンピオンやアイテムをチームメイトと共有できる便利なキャノンですが、いくつかの特別なルールがあります。
チャンピオンを送る
コストや星を問わず、チャンピオンをキャノンまでドラッグしてチームメイトに送ります。キャノンは自動で発射し、オーブとしてチームメイトのボードに置かれます。キャノンは使用後にクールダウンに入り、その下にある小さなボックスが再使用可能になるまでのターン数を示しています。ただし、クールダウン中もキャノンを使ってアイテムをトレードすることは可能です。
アイテムのトレード
アイテムのトレードは、チームワークキャノンの上にアイテムを落とすことで始まります。これにより、チームメイトにトレードしようとしているアイテムが表示され、チームメイトがトレードオファーを提示できるようになります。両方のプレイヤーがアイテムをキャノンに入れると、自動的にトレードが実行されてアイテムのトレードが始まります。アイテムは、チームメイトがまだトレードオファーを提示していない場合にキャノンの外に出すことができます。アイテムのタイプは同じである必要があります(例:素材アイテムと交換できるのは素材アイテムのみ)。
アイテムのトレード回数に上限はないので、遠慮する必要はありません。
助け合いの精神
誰にでも手助けが必要なときがあります。3-7のラウンド3では、各チームの1人が「アシストアーマリー」を利用できます。もう一方のプレイヤーはステージ3-7のラウンド6で、お返しをすることになります。この特別なアーマリーでは、素材アイテムやゴールドなどとても役に立つものを送り合うことができます。さらに、2回目の「アシストアーマリー」では、完成アイテムや特性の紋章を送ることもできます!
「アシストアーマリー」は非常に大きな役割を果たすため、コミュニケーションが重要になってきます。パートナーがおしゃべりじゃない?そんなときは、相手のボードを見て、何を必要としているか考えてみましょう。
ランクダブルアップ
「ダブルアップ」のランク戦でも通常のTFTのランクとほぼ同じシステムが採用されています。アイアンやブロンズ、シルバーなどのティアが存在し、各ティアは4つのディビジョンに分かれています。今いるランクで100 LPを獲得すると、次のティア/ディビジョンに昇格します。
ただし、異なる点もたくさんあります!
今まで通り、現在のティアから降格することはありませんが(例:ゴールド IVからシルバー Iには降格しません)、ディビジョン間での降格は0 LPを跨いで発生するようになりました。たとえばシルバー IIで10 LP持っている場合、試合に負けて20 LP失うと、シルバー IIIの90 LPに下がってしまうということです。
また、「ダブルアップ」でマッチメイキングをする際、ランクが高い方のプレイヤーを基準にして対戦相手を探すようになりました。なので、新米ブロンズプレイヤーが熟練のマスタープレイヤーとペアを組んでいたら、間を取ったプラチナなどではなく、マスターレベルのペアと対戦することになります。
他にも、LPの増減に関して特別なルールが存在します。
LPの調整
ランク戦が登山だとすれば、LPは巨大なランクの山を上り下りする、皆さんの足取りにあたります。しかし、「ダブルアップ」では、いくつか心に留めておくべき特別なルールが存在します。
- ペアで得る/失うLPの量は必ずしも同じではありません!つまり、ゴールドのプレイヤーがシルバーのフレンドとペアを組んでいる場合、LPの増減量はそれぞれのランクに応じて決まります。ペア間でランクに差がある場合は、対戦終了時のLP増減量が大きく異なっていても驚かないでください!
- 3試合連続で2位以内(自分のペアが1位または2位)に入ると、プラチナ以下のプレイヤーは連勝ボーナスを得られます。この連勝ボーナスの増加は、6試合連続で2位以内に入ると最大になります。それ以降、連勝してもボーナスは増加しませんが、この最大ボーナスを獲得し続けることはできます。また、連勝ボーナスが終了するのは、試合で下位2位以内に入った場合のみです。連勝ボーナスを維持して栄光の高みを目指しましょう!
- 自分よりもランクの高いプレイヤーを順位で上回ると、LPの獲得量が増加します!イェイ!
- これは同時に、自分よりもランクの低いプレイヤーに順位で負けていると、手に入るLPも少なくなるということを意味します。残念!ですが、ご心配なく──上位2位に入っていれば、LPを失うことはありません。
- 上記のボーナスおよびペナルティーは、同一の試合で両方発生する場合があり、これはあなたの順位や他のチームのランクによって変化します。
これで…終わりです!さあ、ペアを組んでランキング上位を目指しましょう!
FAQ
「ダブルアップ」のXPはパスに含まれますか?
はい!「ダブルアップ」の試合もパスの進行に貢献しますので、スタンダードモードを離れたからといって、時間を無駄にすることはありません。また、LoLのイベントトークンにもカウントされます!
降参したい場合は?
他の要素と同様に、「ダブルアップ」では降参するかどうかも、チームで決定します。どちらかのプレイヤーが降参したくなった場合、試合が10分経過した時点で、降参の提案を開始することができます。もう一方のプレイヤーは、降参を受け入れるか拒否するか選ぶことになります(パートナーがAFKした場合は、自動的に承認されます)。