このトラブルシューティングガイドを順番に進めていけば、記事の一番下に到達する頃には技術の専門家となり、お困りの問題は解消されるはずです。そうでなくとも、サポートチームが問題解消のお手伝いをする際に、非常に有益な情報をご提供いただけるはずです。以下の手順を実行しても問題が解決しない場合は、このページの下部にあるボタンを使用してお問い合わせください。
有線接続に切り替える
ワイヤレス接続の場合、周囲の環境や他の電波信号が通信に干渉するおそれがあることから、トラブルシューティングがうまくいかない可能性があります。電波干渉は、ゲームをプレイ中に断続的なラグやパケットロスが発生する原因の一つでもあります。その影響を防ぐため、トラブルシューティングをする際はできるだけ有線(イーサネット)接続に切り替えてから行いましょう。
プロキシやVPN接続を使用しない
VPNやプロキシによる接続は、こちらでは対処しようのない様々な問題を引き起こす可能性があるため、ゲームサーバーへ接続する際は使用しないようお願いします。
VPNについては、ライアットの技術担当者から回線のルーティング調査目的で勧められた場合にのみ使用してください。
DNSの設定
パブリックDNSに変更する
インターネットサービスプロバイダーがデフォルトで設定しているドメインネームシステム(DNS)サーバーの中には、ゲームのランチャーが使用するサーバーエイリアスとうまく接続できないものがあります。ランチャーがパッチのダウンロードを開始しない場合、ネットワーク設定でパブリックDNSサーバーに変更しなければならないことがあります。この問題は、アメリカ以外の地域で発生が多く見受けられます。
別の目的のために既にネットワーク設定を変更している場合、さらに変更を加えることで、インターネット接続に不具合が生じる可能性があります。元の設定に戻せるように、変更箇所の情報をメモに残しておいてください。
- Windowsキー🪟を押します
- コントロール パネルと入力します
- Enterキーを押します
- ネットワークとインターネットを選択します
- ネットワークと共有センターを選択します
- 左側のナビゲーションバーにあるアダプターの設定の変更をクリックします
- お使いのネットワークアダプターを右クリックします
- プロパティを選択します
- インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を選択します
- プロパティを開きます
- メニューの下部に表示される、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を「次のDNSサーバーのアドレスを使う」に変更します
- それぞれの空白に、次のパブリックDNSサーバーを入力します
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4 - OKをクリックして変更を保存します
- すべてのウェブブラウザとアプリケーションを閉じます
- Windowsキー🪟を押します
- 画面内で右クリックします
- すべてのアプリをクリックします
- コマンドプロンプトを右クリックし、管理者として実行します
- ipconfig /flushdnsと入力してEnterキーを押します
- コンピューターを再起動します
- Windowsキー🪟を押します
- コントロール パネルと入力します
- Enterキーを押します
- ネットワークとインターネットを選択します
- ネットワークと共有センターを選択します
- 左側のナビゲーションバーにあるアダプターの設定の変更をクリックします
- お使いのネットワークアダプターを右クリックします
- プロパティを選択します
- インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を選択します
- プロパティを開きます
- メニューの下部に表示される、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を「次のDNSサーバーのアドレスを使う」に変更します
- それぞれの空白に、次のパブリックDNSサーバーを入力します
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4 - OKをクリックして変更を保存します
- すべてのウェブブラウザとアプリケーションを閉じます
- Windowsキー🪟を押します
- コマンドプロンプトと入力します
- Enterキーを押して管理者として実行します
- コマンドプロンプトにipconfig /flushdnsと入力します
- Enterキーを押します
- コンピューターを再起動します
- 画面左上のAppleアイコンをクリックします
- システム環境設定…を選択します
- ネットワークをダブルクリックします
- 左側から接続済みのインターネット接続を選択します
- 右下の詳細…ボタンをクリックします
- 上のバーにあるDNSをクリックします
- 現在のDNSサーバーを削除し、次のパブリックDNSサーバーを入力します
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4 - OKと適用をクリックして変更を保存します
IPアドレスの開放/再取得、およびDNSキャッシュの削除(Windows)
- Windowsキー🪟を押します
- cmdと入力します
- Enterキーを押して管理者として実行します
- コマンドプロンプトにipconfig /releaseと入力します
- Enterキーを押します
- ipconfig /renewと入力します
- Enterキーを押します
- ipconfig /flushdnsと入力します
- Enterキーを押します
- コマンドプロンプトを閉じ、インターネットに接続します
権限の設定
Windowsをアップデートする
「スタート」メニューから「Windows Update」を検索し、利用可能なWindowsのアップデートがすべてインストールされているかご確認ください。
UACを無効化する
- Windowsキー🪟を押します
- UACと入力します
- Enterキーを押します
- ユーザーアカウント制御設定の変更を選択します
- UAC設定のボックスで通知しないを選択します
- OKを押します
管理者としてRiotクライアントを起動する
- Riotクライアントのショートカットを右クリックします
- プロパティを選択します
- 互換性のタブを開きます
- 管理者としてこのプログラムを実行するの項目にチェックを入れます
注意:Riotクライアントを管理者として実行せずに、ゲームの.exeファイル(インストールフォルダ内のゲームへのショートカット)を管理者として実行すると、ゲームが適切に動作しないことがあります。
ネットワークドライバーを更新する(Windows)
アップデートされていないネットワークドライバーが原因で、ゲームプレイに問題が発生する場合があります。以下の方法でこのドライバーをアップデートしてみましょう。
- Windowsキー🪟を押します
- device managerと入力します
- Enterキーを押します
- ネットワーク アダプターのカテゴリーを開きます
- 使用しているネットワークアダプターを右クリックします
- 更新プログラムの確認…またはドライバーの更新をクリックします
- 現在接続しているアダプターがどれかわからない場合は、リスト内にあるものを1つずつすべて更新します。
ファイアウォールのトラブルシューティング
ファイアウォールの役割は大きく分けて2つあります。それは外部からの通信を制御すること、そして外部への通信を制御することです。ハッカーがコンピューターにアクセスできないようにするには、外部からの通信を制御します。ハッカーは通常、オペレーティングシステムやよく使うアプリケーションの不備を見つけて侵入します。
ファイアウォールの多くは、「ユーザー自身が行うこと」からユーザーを守るという仕組みで成り立っています。つまり、外部への通信を制御することによって、外部からの通信を制御しているのです。外部への通信は、システム上で実行されているアプリケーションによって行われます。これらは通常無害です。たとえば、ウェブブラウザ、ゲーム、インスタントメッセンジャーは外部への接続を確立します。
ファイアウォールがゲームをブロックしている場合は、以下の手順でゲームにVIPパスを付与できます。
ファイアウォールをアップデートする
ライアットゲームズは多くのファイアウォール開発元に連絡し、ゲームを無害なアプリケーションとして、自動的に例外処理してもらえるよう依頼しています。ブロックの例外を適用するためには、お使いのファイアウォールを最新の状態に更新する必要があります。
ご利用のファイアウォールの提供元サポートサイトで、最新のドライバーやアップデートを確認してください。一部のファイアウォールでは、最新のウイルス定義ファイルのアップデートを受け取るために、有効なサブスクリプションが必要になることにご注意ください。
Windowsファイアウォールを無効化する
問題の一番簡単な解決方法は、ご使用のファイアウォールをアンインストールし、無効化することです。
- Windowsキー🪟を押します
- コントロール パネルと入力します
- Enterキーを押します
- システムとセキュリティを開きます
- Windowsファイアウォールを開きます
- Windowsファイアウォールの有効化または無効化をクリックします(管理者のパスワードが必要な場合があります)
- ネットワークの設定でそれぞれWindowsファイアウォールを無効にするを選択します。
⚠️この手順はトラブルシューティングのみを目的としたものです。
手動でファイアウォールの例外にプログラムを追加する
ファイアウォールの例外リストに追加する必要のある、実行可能ファイルのパスは以下のとおりです。
- C:\Riot Games\League of Legends\LeagueClient.exe
- C:\Riot Games\League of Legends\LeagueClientUx.exe
- C:\Riot Games\League of Legends\LeagueClientUxRenderer.exe
- C:\Riot Games\League of Legends\Game\League of Legends.exe
- C:\Riot Games\Riot Client\RiotClientServices.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgm.exe
- C:\Riot Games\VALORANT\live\VALORANT.exe
- C:\Riot Games\VALORANT\live\ShooterGame\Binaries\Win64\VALORANT-Win64-Shipping.exe
- C:\Riot Games\Riot Client\RiotClientServices.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgm.exe
- C:\Riot Games\LoR\Live\Game\LoR.exe
- C:\Riot Games\Riot Client\RiotClientServices.exe
- C:\Riot Games\2XKO\Live\Lion.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgm.exe
ファイアウォールには様々な種類やバージョンが存在するため、ここですべてのファイアウォールの設定方法を詳しくご紹介することはできません。ゲームの例外登録設定の方法がわからない場合は、お手数ですがご利用のファイアウォールの開発元にお問い合わせください。
通常は、次の手順で例外を登録できます。
- システムトレイにあるファイアウォールを右クリックします
- オプションまたは設定画面にアクセスします
- 「例外」、「許可」、「アプリケーション」などのタブを見つけます
- そこに上記の実行可能ファイルのパスを追加します。その際、完全にアクセスを許可する設定にしてください。
サードパーティー製ファイアウォールをアンインストールする
この手順で重要なのは、ご使用のファイアウォールを完全にアンインストールすることです。ファイアウォールは、無効化するだけでは接続をブロックし続けることがあります。問題の原因が明らかになれば、その後ファイアウォールを再インストールし、ゲームのネットワーク接続を許可するよう設定することも可能です。
ポートの開放
ポートを開放する理由とは
ルーターのデフォルト設定で、ゲームサーバーからの接続を受け入れるポートが閉じられていることがあります。この場合、手動でポートを開放する必要があります。
制限されたネットワークを使用している場合
大学キャンパス内などで、制限されたネットワークから接続している場合、以下のポートをネットワーク管理者に提供し、ポートを開放してもらう必要があります。ネットワーク管理者が追加の情報を必要としている場合は、プレイヤーサポートチームまでご連絡ください。
ステップ1:デフォルトゲートウェイとローカルIPアドレスを取得する
- Windowsキー🪟 + Rを押します
- cmdと入力します
- Enterキーを押してWindowsのコマンドプロンプトを開きます
- コマンドプロンプトにipconfigと入力します
- Enterキーを押します
- 情報のリストが表示されます。後で必要になるので、デフォルトゲートウェイとIPv4アドレスをメモしてください。
- 画面左上のAppleアイコンをクリックします
- システム環境設定…を選択します
- ネットワークをダブルクリックします
- 左枠の有効な接続を選択します
- 右下にある詳細…をクリックします
- TCP/IPタブをクリックします
- ルーターの隣に表示されているのが、現在ご利用のデフォルトゲートウェイアドレスです。あなたの固有IPアドレスは、IPv4アドレス:の隣に表示されます
ステップ2:ルーターのメーカーに連絡してポート解放の設定に関する情報を得る
ポートの解放には注意が必要です。ルーターの設定ページへのアクセス方法については、ルーターのメーカーにお問い合わせいただくのがベストです。
開放するポートの一覧:
| ゲームクライアント | 5000 - 5500 UDP、7000 - 8000 UDP |
| パッチャーおよびMaestro | 8393 - 8400 TCP |
| PVP.Net | 2099 TCP |
| PVP.Net | 5223 TCP |
| PVP.Net | 5222 TCP |
| HTTP接続 | 80 TCP |
| HTTPS接続 | 443 TCP |
| 観戦モード | 8088 UDPおよびTCP |
| ゲーム音声 | 1024から65000のうちの50ポートを選択してください |
開放するポートの一覧:
| ゲームクライアント | 5000 - 5500 UDP、7000 - 8000 UDP |
| パッチャーおよびMaestro | 8393 - 8400 TCP |
| PVP.Net | 2099 TCP |
| PVP.Net | 5223 TCP |
| PVP.Net | 5222 TCP |
| HTTP接続 | 80 TCP |
| HTTPS接続 | 443 TCP |
| 観戦モード | 8088 UDPおよびTCP |
| ゲーム音声 | 1024から65000のうちの50ポートを選択してください |
それでも問題が解決しない場合
上記の方法で問題が解決できない場合は、プレイヤーサポートチームまでお問い合わせください。ログを添付していただければ、接続の問題を解決し、再びゲームへ戻れるよう、可能な限りお手伝いいたします!